ルミガン使用中、マスカラを塗るとまぶたがチクチクする…

半年ほどルミガンを使っています。
もともとは0.5cmほどしかなかったまつげが、今では平均すると1.3cmくらいまで伸びました!
もう見た目が全然違います。かなりうれしい感じです。

さらにまつげを美しく長くできたらなあと思い、1カ月ほど前からはロートのラッシュリッチとロレアルのラッシュセラムを併用してみています。

いままでやっていたエクステやつけまのせいで禿げていた場所からも新しく毛が生え始めて、目頭や目尻のぎりぎりのところにまで短い毛が出てきています。
いろいろと手を出してしまっているので何が効いているんだかわからないのですが、もうエクステは必要ありませんし、マスカラもいらないかな、という感じです。

 

ただ、なぜか今、マスカラを塗るとチクチクとした痛みを感じます。
目の端に出てきた短いまつげのせいでしょうか?そこにはマスカラは塗っていないのですが…。

 
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こんにちは!
まつげ、ずいぶん育ちましたね!3倍近くの長さ、エクステが要らない感じの密度…!毎日ルミガンの習慣ができていればこそですね☆

ところが、トラブルがあるんですね。
このトラブルの話について考えてみましょう。

 

まず、ルミガンは医療品です。
同じような感じで使われていますが、ロートのラッシュリッチとロレアルのラッシュセラム、こちらは両方ともまつげの毛母細胞に栄養を送ってあげるだけの「化粧品」です。
もちろん化粧品だって、例えばお顔に使う「基礎化粧品」でしたら肌に潤いを与えたり、ビタミンCなどを補うことで美白に使ったり、その他栄養を肌に与えることで良い作用があります。

 

ただ、まぶたの粘膜にいろいろなものを塗ってしまうと、いろんな成分が粘膜に一度にやってくるので、どれかとどれかが反応して悪さをするとかということもないわけではないと思います。

 

分かりやすい例えで言うと、ニキビで荒れた肌に皮膚科からもらってきた医薬品のローションを塗って、さらにその上にドラッグストアから買ってきたニキビ用化粧水を違う種類2種類重ね付けしているような感じでしょう。
この場合は、自分でにきびがひどいことが分かって通院し、お医者さんにちゃんと病気として扱われていることから「ニキビがきちんと治るまではお医者さんからもらった薬をちゃんとつけていたほうが良いかも…」と思われると思いますし、悪化してしまったときにはお医者さんに行きますよね。

お医者さんは多分「他に何を使っていましたか?もし分かれば成分が書かれたものを持ってきてください」とおっしゃることでしょう。

 

ルミガンは、目に見えて病気がある場所に塗っている感じがしないと思うので、医薬品である「まつげ増毛剤」と化粧品の「まつ毛美容液」を同列に扱ってしまっている感が…。
当然医薬品は効き目が強いです。効く仕組みから違う感じで、ただ栄養を与えているのではなくて、薬として毛母細胞にガツンとアプローチしています。効果も高いですが、副作用だってあります。薬ならば大小必ずどの薬にも副作用は存在します。

そのために、医薬品はお医者さんや薬剤師さんが、必ずきちんと説明をして渡してくれます。
ルミガンも必ずお医者さんが処方することになっています。

 

近頃は個人輸入も簡単になり、日本では医師の処方がないと買えない薬も、海外を通して買うことができるようになっています。
「美容体重になりたいんだけど、お医者さんは超肥満の人にしか痩せる効果のある薬を処方してくれない。だから個人輸入で買って飲む」
「髪の毛がとても薄くて困っているけれども、禿げなんて病気じゃないって言われそう。だからお医者さんには行かずに個人輸入で毛生え薬を買ってケアしている」

 

…こういうのと同じ流れで
「まつげ長くしたいけど病気じゃないから個人輸入でルミガン買って塗ってる!」
ってことは…ありませんか?

 

ルミガンはもともと、緑内障の人用の治療薬です。
眼球の中の「房水」という、眼球に圧力をかけて球体を保ったり目に栄養を行き渡らせたりするために循環している体液がありますが、それが眼球の中にたまってしまうと眼球の圧力が上がりすぎてしまいます。
その「房水」の流れをよくする薬がルミガンです。
もともとある体液を循環させるのを促すだけなので、その効用的な意味では健康な人が使っても悪いというものではありません。

 

でも、この穏やかな薬にも副作用はあります。

実は、まつげが伸びるのも、緑内障の人達がこの薬を使っていた時に「なんかまつげが長くなった…」という感じがしていたので調べてみたら確かに伸びる!ということで、これも「副作用」としてあげられています。

これの困った点は「顔の印象が変わってしまいます」ということです(私達にはうれしいことなのですけれども)。

 
他に、主なところだと、まぶたが腫れたり、眼球そのものがしみたりかゆくなったりする角膜障害というのも副作用としてあげられます。
必ずみんながなるわけではありませんが、製薬会社が「こういう副作用は確認されていますから気を付けてくださいね」とお医者さんに注意を呼びかけるものです(もちろんほかの薬全てにこういう情報があります)。

 

(ちなみに、ルミガンと同じ成分の薬で「グラッシュビスタ」という商品名のものもあります。こちらももちろん医薬品です)

 

安全性は高いとはいえ、そういうものを使っているのですから、異変があったらすぐに眼科に来てください。
「私、個人輸入で勝手に使っているし、怒られるかも…」とか言っている場合ではありません。
目の粘膜や眼球そのものはとってもデリケートな器官。おかしいなと思ったらすぐに受診を!!!

 

その時には、お医者さんがきちんとした使い方を教えてくれますので、他の美容液や化粧品との併用が大丈夫なのかというのも聞くことができます。
また、チクチクするという目の異変がまぶたなのか眼球なのか、どういう不具合が起きているのか、そういうのもきちんと調べてくれますし、処方されるごとに検査をしていれば今の状態が健康なのかどうなのかというのももちろん確認できます。

 

今のルミガンが、ちゃんとお医者さんの処方によって使っているのならば、当然処方してくださったお医者さんに駆け込んでください。
チクチクするということは、どこかが悪いと考えた方が安全です。もしも本当に短いまつ毛が生えてきたせいでチクチクしているだけなら、それも確認できるかと思うので、めんどくさがらずに自分の身は守りましょう!

 

効果があることは体感済みだと思います。正しい使い方を続けて、美しい自まつげとその周辺を大事にしてくださいね。

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