お化粧しているように見えないんです…

私は、普段からファンデーション・アイブロー・マスカラ・口紅をしていて、念入りではありませんがそれなりに見苦しくないように心掛けているつもりです。

でも、初対面の人に「ノーメイクですか?」と言われてしまいました…その方は褒めてくださったのだと思いますが、私はがっかり。

さらに、先日百貨店の化粧品売り場に行って美容部員の方にフルメイクをしていただきました。すっごく頑張ってもらったにもかかわらず、やはりあまりお化粧した感じがしなくて、「テクニック不足かも…」と美容部員さんに思わせてしまったみたいで申し訳ない気持ちにすらなってしまいました…。

私の顔立ちは、目が二重で、横幅が小さく縦に大きくて黒目勝ち、ちょっと小西真奈美さんのような感じです。鼻は大きくて、全体的にパーツが大き目な感じです。

皆さんが「この人化粧してないなー」と思うような人がいるとしたら、どのようなところに着目してそう思っているのでしょうか?
もっとちゃんとお化粧しているように見られたいです。

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こんにちは。

ご説明の通りのお顔立ちなら、全体的にパーツが大きく、はっきりしたお顔立ちなのだろうな、と思われます。
ご質問を読んでうらやましい!と思われた読者の方もたくさんいらっしゃいそうですね。
目が縦に大きくて黒目勝ちだと、どちらかというと童顔で可愛らしい方を想像します。

ただ、パーツが大きい、または目立つ方にも悩みはありますよね。
下手をすると「ケバくなってしまう」こと。舞台に立つような宝塚の女性みたいな方なら心の底から目立たないとだめですが、普通に生活をしている女性はケバいと言われてしまうとちょっと困りもの。

今のお化粧は多分、本当に「すっぴんよりちょっとだけメイクをした、うっすらメイク」という感じだと思います。
ファンデーションでお肌を整え、眉毛とまつげをキレイにして、唇の色を付けて明るく見せる。清潔感のある感じにはなっていると思いますし、最低限お仕事に出かけていくとか、学校に行くとかでは通用するのではないかと思います。

ただ、もっと「お化粧した感じになりたい!」と思われるのなら、もっと使用アイテムを増やしてみるのも楽しくていいかもしれませんよ。

使われていないもので、これはあったほうが良いかな、と思うものは、アイシャドウ(アイライナーもあったらマスト)とチーク。
目元がハッキリして、血色がよく見えるようになるので、よりしっかりした印象になります。

もしも目の横幅が足りないことで悩んでいらっしゃるなら、アイライナーでアイラインをちょっと目尻側に長く跳ね上げるように描いてみると、切れ長度が増して大人っぽくなります。

アイシャドウは、あまり使い慣れていないと思いますので、まずは茶色のグラデーション(ベージュから濃い目の茶色まで入っているセット)を使ってみるのが良いかもしれません。目からまゆげの間にベージュ、アイホール(目玉のところ)に茶色、目の際に締め色の濃い茶色を持ってくると、目元に深みが出ていつもの可愛らしさとまたちょっと違った雰囲気になると思います。

例えば、パーツのわりにお顔が平板だったりするようなお悩みが他にあるとしたら、これにフェイスシャドウで目から鼻の付け根にかけて影を作るとより鼻が高く見えたりしますし、おでこや鼻筋、あごに白いハイライト用のパウダーをのせるとそこが明るく高く見えるようになります。
ここのところは、ご参考まで、と言った感じです。もともと濃いめのお顔立ちだと必要がない可能性もありますので、お顔と相談の上で…。

美容部員さんがお化粧を施してもなんだかお化粧した感じにならなかったのは、推測ですが、あまりパーツを目立たせてしまうとケバケバしくなってしまうので、パーツを生かしたナチュラルメイクを目指されたからではないかと思います。
ナチュラルメイクとは、お化粧をしないことではありません。お化粧をしていながら、お化粧をしていないかのように(もともとキレイであるかのように)見せることです。
塗りこめればいくらでもお化粧した感は出ます。「美容部員さんに悪い」とおっしゃっていますが、逆に上手な美容部員さんだったかもしれませんね。

多分、あなたが「お化粧しているように見られない」のは、実際にお化粧をする手順が少ないからのような気がします。
「あんまり塗りこめてしまうとケバくなる」ということだけ意識して、まずはアイライナーの練習から始めてみるといいです。
目元の印象で顔はがらりと変わりますから。

今マスカラをなさっているのなら、マスカラをつける前。アイシャドウをつける場合は、アイラインを強調したければアイシャドウの後、自然に見せたければアイシャドウの前にアイラインを描くといいです。
アイラインを描く場所は、難しいのですが、基本はまつげの生え際。ここが肌色にならないように、まつげの間をちょんちょんと埋めるように描いていきます。
そのあとで、アイシャドウを塗って、マスカラをつけるとかなりお化粧をした感が出ると思いますよ。

ただ、いままで割と簡単にお化粧をしてきた人にとって、目にこれだけの時間をかけた後、眉毛を整え、チークを入れて、ハイライトとシャドウを入れて、口紅を塗って…他にもいくらでもアイテムをたすことはできますが、そんなことをやっていたら疲れちゃってお化粧が嫌いになってしまうかもしれませんね。

特にマスカラ、時間かかりませんか?
自分のまつげがフサフサしていたら、マスカラの手順が無くなります。

まつげ美容液というアイテムがあります。
これは、毛根に栄養を与えたりして働きかけ、まつげを元気にするアイテムなのですが、そのなかでも普通の化粧品売り場やドラッグストアでは売っていない、医療品のまつげ美容液(まつげ育毛剤、と言った方がピッタリ来ます)があるんですよ。
これは医薬品なので、お医者さんの処方と診察を受けなくてはいけないものなのですが、毎月のお化粧品代の範囲内で十分手に入るものです。
そのうえ、朝の忙しい時間ではなく、忙しくない時間にまつげの根元に毎日塗るだけ。
まつげの一生は4カ月だそうです。だから、4カ月前に生まれてきたまつげは、4か月後には長くてフサフサになっているわけです。

もしも「お化粧は大変だけどお化粧映えのする顔になりたい!」と思われるのならば、こちらもどうぞご検討くださると幸いです。

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